運が良ければ合格することもできますが
娘はいま大学の入学試験を受けています。試験は今日(土曜日)と明日(日曜日)の2日間にわたって実施されます。 悔いのないようにしっかりと戦い続けて欲しいと思います。10%の合格率では、なかなかすんなりと合格することはできません。
今を去ること52年前の出来事を思い出しました。3月に高知に向けて出発しました。目的は国立高知大学の受験です。高知駅に着いたらすぐに旅館に駆け込みました。予約をしていなかったのですが、私を含めてクラスの4名で旅館に泊まりました。
初めて食べるかつおのたたきの美味しさには感動しましたが、それどころではありません。明日と明後日の2日間は高知女子大学で、国立高知大学の入試を受けなければなりません。食事の後すぐに勉強を始め、明日のために、はやばやと寝ることにしました。
高知女子大学は高知市内にあるのでとても便利です。試験を受ける教室に案内されました。独特の緊張感が走っており、思わず身震いしたのを覚えています。得意な英語だけが頼みでした。試験官が入場し緊張はピークに達しました。
2日間の試験は無事終了し、その夜、夜行列車で北九州市に戻りました。合格あるいは不合格を知らせる、合否電報を頼んでおきました。2週間経過したある日、自宅に合格電報が届きました。「合格おめでとうございます」と書かれていました。
クラスで合格できたのは私ひとりです。戸畑高校から20名以上が国立高知大学の受験をしましたが、理系で合格できたのは私だけ、そして文系で合格した人が1名です。合格率は奇しくも10%ということになります。
2022.02.19 | Comments(0) | Trackback(0) | 未分類