弁護士保険は全く画期的な保険です
地方国立大学の現役合格を、運だけで果たせた私はしあわせでした。
その後4年間、順風満帆の学園生活をおくることができました。
あっという間に4年の歳月が過ぎ去り、東京の大手建設会社に就職することができました。
それから1年後に、大学で恋人関係にあった妻と、正式に結婚しました。
すぐに子供が生まれ、わたしはとても幸せな気分でした。
大手建設会社では私の力を発揮することができませんでした。
技術系で進むにしろ営業畑で働くにしろ、どちらも力不足でした。
同僚たちにどんどん追い越されてしまいました。
ひとつだけ私には特技がありました。
それは誰にも負けない英語力です。
やがて会社から目をつけられ、語学留学をさせられました。
その後抜擢されてアメリカの支店で働くことになりました。
私の人生の中で一番充実していた時期のように思われます。
ある日突然日本の妻から国際電話がありました。
それは何と、 協議離婚の申し出でした。
妻は既に家庭裁判所に協議離婚の申し立てをしており、私は書類にサインするだけの形になっていました。
仕事に没頭しており、長い間日本の家庭を顧みなかった報いがやってきたのです。
家庭裁判所に出頭する時間が全くないので、千葉市の弁護士を雇って代理出廷してもらいました。
わずか数回の代理出廷で協議離婚の調停は簡単に成立しました。
その年の暮れ、彼の弁護士から請求書をもらいました。
その請求金額を見て私は腰を抜かしました。
成功報酬として60万円を銀行振り込みするように指示されたのです、
私は弁護士を雇ったことを後悔しましたが後の祭りでした。
昔はそんな種類の保険はありませんでしたが、今ではこんな保険もあるのです、
弁護士保険というのをご存知でしょうか。
この弁護士保険は全く画期的な保険です。
協議離婚にかかわらず、何らかのトラブルで弁護士を雇って仕事をしてもらう場合、その際支払ったお金の一部は弁護士保険から払い戻しがなされるということです。
今から40年前に弁護士保険があれば、多分加入していたのではないでしょうか。
今の若い人たちは幸せです。
そんな時に備えて弁護士保険 に加入しておくことができるからです。