英英辞書(辞典)
英英辞典を使いこなすことは英語学習における大きな課題で、どうしてもこの壁は乗り越えなければなりません。
例えば、外国人が日本語を勉強するのに和英辞典を使用して一生懸命勉強している姿を想像すれば、それが正しい日本語を身に付けるためにあまり役にたたないことは容易に想像できます。
辞書は学習する言語で書かれた辞書を使うのが大切で、できるだけ早く切り替えをすべきだと思います。
本物の英語を学習しようとすればなおさらです。
どんなに優れた辞書でも完璧ではありません。
辞書は数冊購入して定義の記載内容を比較すべきです。
相互補完的な役割を果たすので、効果的です。
私は40歳台で国際契約約款を学習する社内留学をさせられました。
期間は4ヶ月。
数人のネイティブに直接英語で指導を受けましたが、内容は大学の講義そのものでした。
講師陣の中に一人飛びぬけて優秀なアメリカ人がいて、最初に教えられました。
英語学習の成果は適切な辞書選びに左右される。
この講師の推薦する辞書は、
Longman Contemporary English Dictionary (ロングマン現代英英辞典)
でした。
この辞書の特徴は誰もが知っている2000語の単語を使って、すべての定義が書かれている点にあります。
数々の英英辞典に挑戦して挫折したスラチャイですが、この辞書は別でした。
私のもっている少ない語彙でも理解できたのです。
Oxford English Dictionary の大きな版ももちろん所有はしていましたが、敷居が高くて頭が痛くなるばかりでした。
もう一冊私が愛用していた辞書を紹介します。
Oxford English Dictionary for student (オックスフォード学生用辞典)
です。
この辞書は2000語の制約はありませんが、初歩の英語学習者でも理解できる定義で記載されていました。
この辞書を作るのに特別なチームを編成して、学生のために書き下ろしたものです。(イギリス)
最後にスラチャイが現在愛用している辞書をご紹介いたします。
10年前に秋葉原のラオックスで購入した小学館の Bookshelf 2.0 です。
価格は7000円強。
この電子辞書は定義が英和と同時に英英も同じ画面上に出くるので大変に便利です。
掲載の英英辞典はアメリカ人の社会人対象でかなり難しいです。
10年目でちょっとだけ英語のまま理解できるようになりました。
単語の定義を調べているうちに定義に使われている単語がわからなくなり、今度はそれを辞書引きする。
そうこうするうちに最初に調べた単語が何であったのかすっかり忘れています。
これの繰り返しです。
何とか命あるうちに少しでもネイティブのレベルに近づきたいものです。
srachai from khonkaen, thailand